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勝手な解釈その3 :: 2005/03/27(Sun)

そして最後の1球。比呂は決め球・高速スライダーの握りだったが、愚直なまでにストレートしかないと決め付けた英雄の目を見て、ストレートの握りへと変える。

公式サイトあらすじによると、最後の1球の真相はこういうことらしい。
分かった。分かりました。私が間違いです。素直に引き下がります。
…が。
やっぱり、納得いかない(笑)
んー。原作はどう描いてあったんだろう。作者の意見はどうなんだろう。山田孝之の考え…は、この場合は別にイイか(笑)
まあでも、投げる寸前まではスライダーだったと言うことは一応合ってたな。
けど、
「英雄の目を見て、ストレートの握りへと変える」
ってんじゃなくて、
「スライダーを投げるつもりが、体が勝手にストレートを投げてしまった」
と言うのはどうでしょう?(笑)
往生際が悪くてすみません。
私はどうしても、アレは、あの勝負は、二人の意図に反して、何か強い力が働いているような気がしてならないのです。
って、コワイな…(笑)

それほど、魅力的な勝負でしたからねえ。あの二人のHの対決は。
天才ピッチャーに天才バッターとかそういうのではなく、野球をこよなく愛する二人のHの対決。
これは、一世一代の大勝負でしょう。野球の神様もそりゃあ身を乗り出して見ますよ。

比呂は、どうしても勝ちたかったと思います。この勝負。
野球って1回を3人ずつで打ち取ったら最低27打席で終わるんでしょう?これを完全試合と呼ぶのかどうか知りませんが。
そうすると、1人につき3打席までしか回らない可能性もあるわけです。
英雄は4打席目が回ってきましたけど、もしかしたら、3打席で終わる可能性もあった。
その4打席目を、ひかりは「これが最初の勝負」と言ってましたけど、比呂にとってはどうだったんだろう。違うんじゃないかな。
比呂にとっては、それまでの3打席ともすべてが"勝負"だったと思います。
スライダーやスローボールを駆使して、勝つために、全力をかけてきたと思います。
結局、4打席目が回ってきましたが、この巡り合わせに比呂は、

「ああこれは、やっぱり、野球の神様がもう一度、大勝負を見せてくれと言ってるんだ」

と思ったんじゃないかと思います。
野球の申し子比呂は、神様の粋なお膳立てに素直に応じ、その"グリコのおまけ"(笑)の大一番でとうとう、ストレートで、全力を出そうと決意するのです。

そして初球。156km/hストレート。
2球目、3球目もストレート。ボール。ボールスリー。
4球目、ストレート。ファール。
そして、5球目。ストレート。あわやホームランか、な大きなファール。

すべてストレートで勝負し続けた比呂。そしてバカ正直にストレートを待ち続ける英雄。
5球ストレート勝負。もう、十分。十分すぎるほど魅せてくれた。二人とも。
そして、神様の悪戯によってわずかにファールとなった大きな当たり。
比呂は、ライバルであり最高の友である英雄のすごさをまた改めて認めることができた。
もう、泣けてくるほど最高の勝負だったと思います。比呂にとっては。
だから、もう、十分だった。
そして、その愚直さをも含めて、英雄を最高の友と認めることのできた比呂が、最後に選んだのは、"勝つ"ためのスライダー。
この日のために、大事な大事なこの日のために用意していた、スライダーを。
これをラストの1球として選んだ。…んじゃないかと思いました。

「そう、それだよ英雄。その融通の利かないバカ正直な所に、雨宮ひかりは惚れたんだっ」

そう。空振りさせるために。
そんな英雄を、ひかりが、いや、比呂自身が、大好きなんだ、と、彼に伝えるために。



って、ごちゃごちゃ勝手に考えて、勝手に泣けてきました。わあ、本当にオバカさんだな、私。
そうなんですよ。
この大一番。
私は、比呂の、ひかりへの想いよりも何よりも、英雄に対する想いがひしひしと感じられて切なくて泣けてくるんです。
比呂は、本当に、英雄が好きなんだなあと。
今までも、これからも、ひかりも好きだし、お前のことも大好きなんだぞ
と、言いたくてたまらなかったんじゃないかなあと。

「分かってねえなあ、お前は。俺はひかりのことが、大好きなんだよ」

野田に対するこの言葉も、"ひかり"の背後にいる"英雄"のことが、大好きなんだ、と言ってるように思えてならないのです。
ひかりも英雄も、本当に大好きで大好きで、この大好きな二人が共にいて欲しいと、心から願う優しくて不器用な比呂が、愛しくてたまりません。
比呂。本当にカッコイイヤツだよ。大好きだよ、私は…。
  1. H2
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