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砂の器 第2話「目撃者」~その5 :: 2008/03/29(Sat)

4年も経ってまたしても主演俳優さんにチャチャを入れられてしまいましたが。
めげずに(笑)、第2話レビューの続き、いきまーす。
■和賀の部屋

結局手をかけることができずにあさみの元から帰ってきた和賀。
取る物も取り敢えず何やら慌てて秘密の宝箱が眠っているクローゼットの元へ向かいます。
まずはグローブを脱ぎソファーにポイッ、コートを脱ぎながら階段をテンポ良く上がってベッドにポイッ、最後にマフラーもその横にポイッ、そしてクローゼットの扉をがっと開く。まあ、相変わらずリズムがポンポンポンと気持ちが良いこと。こういうところで無駄にリピートして先へ進まないのは我ながらアホだなあと思いますが、どうにもやめられない(笑)
秘密の宝箱から取り出したのはピアニカ(また仕舞ったのね。そりゃ婚約者に見られちゃまずいか)ではなく、古い、地図帳。小学校社会科地図帳(改訂版)。
そんな古いやつ、ずっと捨てないで取ってあるのね~和賀ちゃんたら物持ちがいい。…と思ったら、この前友達ん家に行った時に、地図を調べるのに友達がこの小学校社会科地図帳を持ち出してきたんでビックリしました。
「お前はひでおか!」
と突っ込みたいところをぐっとこらえました(笑)
まあ、とりあえず、秀夫の歩いたであろうルートをその地図帳で私も指でたどってみましたけどね(お約束)。友達は何のこっちゃ?でしたけど、無視です(笑)
和賀ちゃんは、いえ、秀夫はいつからこの地図帳を持ち歩いていたんでしょうかね。三木の元で短期間通った小学校でもらったものでしょうか。家出する時、あのリュックサックの中にピアニカと一緒にひっそりとこの地図帳も忍ばせていたのかな。
千代吉が逮捕されてから、もしかしたらずっとこうやって独りこの地図帳を眺めては自分と父親が通ったルートを指でなぞり、慰められていたのかもしれませんね。亀嵩の小学校でいじめに遭っても、三木の慰めではなく、この地図帳で、地図帳とピアニカで、父親を思い出しては慰められてどんなひどい仕打ちにも耐える力を得ていたのかもしれない。それなのに、三木が「こうなるのは全部お前の親父のせいだ」とか「宿命だ」なんて余計なことを言うから秀夫の人生狂っちゃったんじゃないでしょうかね。それまで父親は慰めの源だったのに、その三木の何気ない一言で今度は一転怒りの矛先に変わってしまった。だから、秀夫は父親を捨てた。そして自分自身を、秀夫を捨てた。「宿命」なんてそんな小難しいこと子供に言うからわけ分からなくなっちゃった、そーゆーことじゃないでしょうか~?…とすると三木さ~ん、やっぱりこうなったのは全部アンタのせいなんじゃん~~~~。う~ら~み~ま~す~~~(中島みゆき?)
と、気が付くとすぐに和賀ちゃん可愛さのあまりいらぬ弁護に回ってしまっていけません。
いや、私、和賀ちゃんを助けるためならどんな弁護でもしますよ?本気で。私ったらもしかして弁護士にもなれちゃうんじゃないかと思いますもん。…って、ごめんなさ~い、調子に乗りましたぁ。てへっ。
まあでも、三木さんを恨むのはやっぱりお門違いか。殺人なんてもってのほかですね。すみませ~ん(せ~ん伸ばすな)

そんなこんなで、その古い地図帳を開き、あさみの故郷である京都の伊根を指でなぞり、そして、父親と通ったルートを指でなぞる和賀。
目を瞑るとそこには父親と一緒に上から見下ろした伊根の町が…。
あさみの故郷は、かつて父親と足を踏み入れた町だった。
また、一つ思い出しちゃったね。あさみのおかげで。
そう。あなたは忘れてなどいない。一つ一つ刻み込まれたその歴史、見てきた風景、感じてきた温度は今でもあなたの奥底に眠っていて、あなたが思い出してくれることを今か今かと息を潜めて待っているはず…。


■京都・伊根

母親の葬式に参列するために伊根を訪れるあさみ。
それにしてもきっれーなところだなあ。ここ京都?
で、和賀ちゃんも、ついてきちゃうのよね、伊根に。
もちろん、あさみのことを何とかしようって目的で伊根くんだりまで来たわけだけど、本当のところはそれは二の次で、父親と遠い昔に来たこの町を見たかったからじゃないでしょうかね。
この時、父親と一緒にこの町を見下ろしたと同じ場所に恐る恐る立ち寄る和賀がいいですねえ。
なんとも複雑そうな、見たいような見たくないような、懐かしいようなすぐさまそこから立ち去りたいような、そんな微妙な胸のうちをうまく表情で表してくれました。ほんと、表情で語るなあ、中居さん。

で。“アイちゃん”って誰よ?
何このおばさん。人を呼びつけておいて、“アイちゃん”のために葬儀には来ないでくれって、外からそっと拝んで帰ってくれとぁーいったいどういうことだ?
いやあ、ひどい。こりゃひどいよ。
あさみが苦悩した25年間はなんだったんだ。あさみが消えたこの町で、あさみの母親があさみを抜きにどんな生活を送ってきたか、“アイちゃん”という聞きなれないその名前で、たったそれだけの情報ですべてを把握してしまったあさみ。
もう、泣きっ面に蜂とはこういうことですね。
母親の再婚相手に暴力をふるわれ、助けてくれるはずの母親は腹を痛めて産んだ我が子より男の方を優先。結局、施設送りにし、自分を亡き者にしてしまった母親。その母親を見返したいためだけに今まで頑張って生きてきたのに、その母親はあっけなく亡くなる。しかも、最後の最後にこれまでにないひどい仕打ちを置き土産として残して。
こりゃ、だったら「生まれてこなければ良かった」って思うのは当然ですよ。切ないなあ、あさみちゃん。
  1. 砂の器
  2. | comment:0
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