Let It Be




スポンサーサイト :: --/--/--(--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. スポンサー広告
砂の器 第2話「目撃者」~その4 :: 2008/03/27(Thu)

『砂の器』第2話のレビューです。

はい、まだ、続きます。あ、あれ~?(笑)
■和賀の部屋

あさみの身辺かぎまわるのに大忙しで、帰ってきたら婚約者が部屋にいてビックリ!な和賀ちゃん。
さては綾香の存在、忘れてたな(笑)
ていうか、あのぉ~、婚約者って、勝手に相手の家に合鍵で入っちゃうもんなんですか?
いや、いいのよ。今回は。留守だったものね。合鍵を持つのは当然のことでしょうから、いないなら鍵開けて入ってお片づけでもお料理でもして待ってたらいいさ。
でも、綾香ちゃん。時々和賀が部屋に在宅中にもかかわらず勝手に入ってきてませんでした?
いやあ、そ~れ、コワイんですけど~?(笑)
ピンポンぐらいしようよ~~綾香ちゃ~ん。
いくら心にやましいことがなくたって突然にょっと入ってこられたらビックリするぜよ。それが和賀ちゃんたら心にやましいことありまくり(笑)ですもん。気が気じゃなかったと思いますよ~。

まあでも、和賀は綾香に対してはいつでも笑みを絶やさず、紳士ですね。
あさみと同じように、和賀も誰にも本当の自分を見せていないんでしょう。
って、まあ、和賀は本当は“本浦秀夫”ですから、その自分を消し去ったわけですから、もうその時点で根本的に本当の自分を見せる生き方も捨てたんでしょうけどね。
なので、婚約者だろうと和賀ちゃんは本当の自分じゃなく“和賀英良”を演じるしかないでしょう。
このまま何もなく結婚したとしても、つ~らいだろうなあこの二人。
綾香もオバカちゃんじゃなさそうですしね。
「宿命」とは何かについて和賀がさも第三者のような話しっぷりで流暢に語るのを聞きながら、綾香ちゃんちょっと何かを感じ取ったような顔をしてますし。ただ盲目にピアニストの彼氏を持って浮かれてるだけのお嬢様じゃなさそうです。
パパっこだけど賢くて心根の良い子だから、和賀が“ああなった”後、大丈夫だったんだろうかと心配です。
でも、きっと和賀との出会いは彼女を強く逞しく成長させてくれましたよね。
ピアニスト和賀英良に娘と同じくらい惚れていたであろう田所パパと、二人で手と手を取り合って慰め合って生きて欲しいです。
そして、お願いです。どうか和賀ちゃんのピアノを、スタを!…和賀ちゃんが帰るまで守っておくれ(笑)


■フォルテ~あさみの部屋

コートを借りた劇団「響」の宮田くん(繋がってるなあ!ほんと)に探りを入れてあさみのことを聞き出すことに成功した和賀。
あさみが主役を突然降板させられたこと、今頃ヤケ酒をかっ食らってるだろうということ、そしてたぶんその場所が行きつけの「フォルテ」であることまで聞き出したんでしょう。
和賀さん。もう、いいかげん動かない方がいいのに、自分から墓穴を掘りまくりです。
偶然を装ってあさみに会いに行きます。
この時、酔っ払ったあさみの横をわざと通り過ぎて向こうから「あれ~~~~?」って気付かせて、してやったりの小悪魔的な顔が最高です。上手いなあ、中居さん。
で。酔っ払いにつけこんで家まで送ることになり早々と成瀬あさみの家の場所をゲッツ!仕事が速いです和賀さん!

あさみの家に上がりこみ、何やら様子を探っている和賀。
まず目に入ったのはガスの元栓。そして、手元の包丁。
って、仕事が速いと思ったら、早速殺す気ですかい!
女優をクビになった上にさらにその晩何者かによって殺されちゃった運の悪い人ということにさせるのか、ショックのあまり自らの命を絶とうとガス自殺を図ってしまった人ということにさせるのか、悪魔の目をしながら何やら頭の中でよからぬ企みが駆け巡っている時、ふと、あさみが発したある言葉に反応します。

「女優はクビだし、……母親は死ぬし」

「母親は死ぬし」…これは、和賀ちゃんの計算には入ってなかったものでしょう。
ぴくっと一瞬だけとまどうような表情を見せてくれました。
でも、そんなことで手間取っている暇はない。前に突き進むのみ。計画通り実行しようとあさみの元に近付きますが、そんな和賀にとって、さらに動揺させるものが、もう一つ。
それは、あさみの、腕の傷。
母親の再婚相手にやられた時にできた傷だという。
その傷を見て、またとまどいの表情を見せる和賀。
「施設送りで25年間親とは音沙汰なし」「腕の傷」「母親の死」「鬼にならなきゃ生きてこれなかった」……あさみから次々と突きつけられるキーワードに思わず二の足を踏んでしまう和賀。しまいには、少女のように眠ったまま涙を流すあさみを見て、とうとう何もできなくなってしまいました。
和賀は本当は優しい人。こんなに痛めつけられている人に対して鬼になりきることなどできません。そう、それでいい。
「蒲田でぶつかった人も、哀しい、鬼の顔をしてた…。
 だーかーら、あなたに似てるって思ったんだー。
 もしかして、あなたが犯人だったりして…。」

「もし……僕だったら?」

「だったら私も殺してくれる?ピアニストの、和賀…英良…さん?」

この時、あさみが言ったこの台詞。深いですね。
「超有名ピアニストの和賀英良さん」ががなんで鬼の顔をしてなくちゃいけないんですか。
蒲田でぶつかった哀しい鬼の顔をしていた人とピアニストの和賀英良、なんの接点も共通点もないのに、だけど、あさみにとって、ピアニストの和賀英良という素性を知る前に海辺の公園で偶然知り合ったただの男に対して、そういう印象を持っていたってことですよね。
一度や二度会っただけの人に対して、その人の本質を見抜くって、あさみちゃん、すごいじゃない。
この人、いつでもどこでも抜かりなく“和賀英良”を演じて生きている人なのに。
あれですか。血の分けた者同士みたいに、本能的に「あ、一緒だ」って何かで嗅ぎ分けたりする感じですかね。

まあとにかく、あさみの部屋のこのシーンは大好きです。
あさみちゃんが哀しくて、和賀も哀しくて。
すごい怖い会話をしているのに、なぜかそこはかとなく哀しい気持ちにさせる場面です。
なんだか、あさみが夢の中でもう一人の自分と話してるみたいなの。
ずっと独りぼっちだったあさみが、夢の中でだけ本音で話せた相手、みたいな。
だから、怖い場面なはずなのに全然怖くない。
この人になら全部さらけ出せるから、人の前では「絶対泣かない」あさみも素直に涙を流せるの。
で、その相手は本当は夢の中の架空の人物じゃなく現実の人間でしかも殺人者なのに、夢の中の相手に心を許しているかのように全く無防備なあさみに、そしてその涙に、心を動かされて鬼になりきれずにあさみの元から去っていくのね。
この時の和賀の表情も、いいですねー。いいよー中居さん。
それと、あさみに手を掛けようと眠り込んだあさみを上から見下ろす和賀ちゃんが、たまらなく超べっぴんさんなんですけど~!?これいかにっ!
こんなべっぴんさんにならワタシも殺されたってイイわ~~。……って冗談ですごめんなさい(オイオイ)


あ、この時、二個目の砂の器が壊れ始めたんだね。そっか、この場面か。
  1. 砂の器
  2. | comment:2
<<レコメン :: top :: 砂の器 第2話「目撃者」~その3>>


comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2008/03/27(Thu) 04:08:04 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます!

お久しぶりです。コメント、ありがとうございました。嬉しかったですー。
読み逃げ、どうぞどうぞ。存分に読んで逃げてください!
私もあちこち読んで逃げ回っておりますから~(笑)
でも、こうやってコメントをいただくと、本当に嬉しいです。
今回いただいたコメントも、何度も何度も反芻して読ませていただきました(お返事遅くなってごめんなさい)
いやあ、前にも言いましたが、これがシークレットコメントで私しか読めないのが非常に残念です…。
もしあなた様がどこかでブログを持っていらっしゃったら私は間違いなく!お気に入りにして日々通っていますよ(笑)


>演技者・中居として、「自分を曝け出さないとだめだ」の境地に至った「貝」。以前の演技にもその片鱗はありました。ただ、中居自身がそれを認めたくなかっただけではないかなあ。
>今回、「人前でさらしていいんだと思った」(小田さんの言葉にありましたよね)事で、中居の中で変化が起きたのではないか。

『クリスマスの約束』……また引っ張り出して見たくなってしまいました(笑)

あの時、小田さんがあの人のことを「見たことのないベールに包まれている」っておっしゃったのが忘れられません。
「そういう人間が一瞬でもとりつくろわなくていいんだ、人前でさらしてもいいんだ、と思った時に何かが変わるはず」だと。小田さんはそれを見てみたいとおっしゃって、あの時、見事に、そのまんまの、丸裸の“目黒区の中居正広”を引き出してくださいましたっけ。
あれはまさに「人前でさらしてもいいんだと思った」中居正広でしたよね。
まあ、あの時だけですぐにまた「見たことのないベール」に包まれてしまいましたが(笑)
私はそれでいいと思います。ていうか、先日サムガについてのエントリでも書きましたが、さらけ出した中居正広を見るのは「4年に一度」くらいの周期で十分かな(←オリンピックか・笑)

そう考えてみると、これまでも時々「さらけ出している」瞬間がありはしたもののそれは無意識のうちにそうなってしいまったわけであって(ジャイさんや小田さんのような方に引き出されたりして思わず…って感じ)、もしかしたら今回の『貝』は、自分で「あ、さらけ出している…」と自覚した記念すべき作品なのかもしれませんね。


>中居の場合は、皆さんが仰る様に、バラエティーのキャラが強い分、見る側が演技者として見る迄に、一旦フラットに戻し、それから役柄に入り込む迄に労力を使うのだろう。
>それを超えてしまえば、どっぷりと填まり「役者中居正広」の世界を堪能できる。
>しかし、その前に脱落する、もしくは敬遠してしまう人も少なからずいるのだろう。

まさにその通りですね。ファンの私ですら(いや、ファンだからこそ?)今回その「フラットに戻す」作業を経たのでどっぷりはまれたんでしょうね。まあ、その作業に4年もかかりましたが(笑)


>そして、どうしてこの人は「孤独や哀しみ、影」が似合うのだろう。
>あんなに光を燦燦と浴びているのに。不思議です。
>ただ、少しだけ感じるのは、人一倍哀しみや怒りに敏感で、私達の想像以上に傷付いてきたからなのではないかと言う事。
>本人は否定するでしょうが。

うんうん、うんうん(頷きながら泣いてます)


他にも全部ここに引用させていただきたいぐらい、コメントを読みながらうんうんと頷きまくっていました。
改めて、ありがとうございましたー。またいつでも気兼ねなくコメントを入れてくださいね。
  1. 2008/03/28(Fri) 11:47:26 |
  2. URL |
  3. bear #
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。