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砂の器 第1話「宿命が痛み出す」~その3 :: 2008/03/13(Thu)

さて、ようやくコンサートシーンに突入です。
■和賀英良 NEW YEAR CONCERT

天才ピアニスト登場(笑)
なんて茶化している場合ではございません。「天才外科医の次は天才ピアニスト」だとか「天才シリーズ」とかそういうなんでもネタにしてしまうあの人の性(サガ)が、こういう時とっても邪魔です。そういうの、いらないから>主演俳優さん(笑)
いやあ、こうやってオンタイムに見ないと、いらんことをしゃべりまくる主演俳優の邪魔が入らなくていいわあ。
オンタイムでしっかりはまることができた方々は、こんなふうにアヤツがその都度入れる茶々に決して負けなかった!…ということなんですよね。いやあ、尊敬いたします。ワタクシは無理です。もう、気持ちがそがれてそがれてドラマに入り込むことはまったくもって不可能でした!…いや、不可能です!…ということに今回ようやく気が付きました。
そんな感じで、今から宣言しますが、『貝』も、たぶん公開時にははまれないでしょう…。
なぜなら、きっと、主演俳優さんがあっちゃこっちゃのプロモ活動で余計なことをしゃべりまくるのが容易に想像できるから(笑)

さて、話は元に戻しまして迫真のピアノ演奏シーンです。
こ~れが素晴らしいっ!お見事ですよ中居さん!
本人が相当練習したのか、指導が良かったのか、はたまた撮り方がいいのか、それともそれ以外の何かなのか、とにもかくにも、今更言うのはなんですが贔屓目なしに、素晴らしい。
相当練習したというのは、まあ、その通りなんでしょう。
サムガで言ってましたものね。「ピアノのお稽古をしてる」って(←この“けいこ”がツボ)
でも、この場合、決してピアノを弾けるようになるためのお稽古ではないんですよね。
だって事実弾けてないですものね、あれ。
だけど、弾いているように見える。
もちろん、それは、吹き替えがところどころ入ってそれらしく見せている撮る側の巧みさゆえだと思いますが。でも、カメラを引きで見ている時の中居さんの演奏シーンはあれは中居さん本人が生み出せたものなんですよねー。いや、ビックリしましたよ、本当に弾いているように見えるから…。
いや、違うな。本当に弾いているかどうかは問題じゃないんだよ、きっと。
中居さんもサムガで「弾けるか弾けないかはどうでもいい」って言ってましたしね。そんなんは二の次なんだよね。
あ、それと、いかにも“弾いています!”っていう感じじゃないのもすごいんだよなあ。
前にも書きましたが、とっても“癖”がないんですよねー。
見てて、全然痒くない。あの中居正広が恥ずかしさをせいいっぱい堪えてピアニストコスプレしてるよ~(笑)…なんて微塵たりとも思いません。
“和賀英良のコンサートを見てる”
…当たり前ではありますが、そんな単純な感覚なんです。こ~れ、何なんだろうなあ…?うーむ。

ま、そんな疑問は後回しにして。

そういえば、あの人、ピアノのお稽古(←気に入ってるのか?)は、「映像から入った」とか言ってましたっけね。
実際のピアニストが弾いている場面を映像で見て、それから倣ったとか。
それだったら、中居正広にとっちゃお茶の子さいさいなんでしょう。
なんてったってジャニーズですから(笑)
振り付けの先生の演技を一回見ただけですっかり覚えちゃうなんていう超人的なことをちっちゃな頃から何十年と続けてきたプロなわけですからね。
そう考えると、「ピアノは…小学校○年生から○年生まで………ずっと見てましたから」って、インタビュアー泣かせのあのオチもあながちネタじゃなかったりしてね。
“見る”ってただそれだけの活動がきっと非常に重要なんですよ、あの人(たち)にとっては。

そんなこんなで、改めて「すげーな中居正広!」と思ったわけですが、でも、この演奏シーンが素晴らしいのは決してそれだけが理由ではないような気がする。
ただの模倣じゃない。あれは、中居正広じゃなく、どこかのピアニストさんでもなく、和賀英良のピアノだった。
で、この初回のコンサートの演奏シーンが最終回の「宿命」演奏シーンと、同じ演奏シーンでも全く違うのがすごいですよね。
こっちは見事に和賀英良としての繊細ながらも堂々とした自信に満ち溢れた演奏だった。それに比べて、最終回の「宿命」は本浦秀夫が抑えきれずに顔を出しているような、いや、本浦秀夫自身がそのまんま溢れ出た、そんな演奏。
とまあ、こちらの思い込みを半分差し引いたとしても、やっぱりこの二つの違いは大きいと思うのです。
で、この違いは何なのか?と考えると、やっぱり、ただの模倣じゃないな…という結論に達するのです。

じゃあ、ただの模倣じゃなければそれ以外のいったい何がそうさせるのか?
メイキングで中居さんがこのシーンについてこうおっしゃっていました。
「あの時は芝居をしようみたいな感覚とちょっと違いました。新しい感覚でしたね。
何かの曲を聴くと、自分の感情が、例えば悲しくなったりとか元気付けられたりとか…いろんな感情があると思うんですけれども、自分で(ピアノを)弾いていて、その音で自分が感じたことを、素直に表情として出すことができたのかな~って。
顔の表現とかは意外と“ノリ”で、自分の感情で、表現してしまったのかなと。
なんか、縛られてない感じがして……うん、やりがいがありましたけどね。」

って、“ノリ”かよ!(笑)……とまずは一応突っ込ませていただきます。
が、ふむふむ、なるほどな~と納得しました。
あれは、やっぱり、あの人が和賀英良になりきって、その“ノリ”で、ピアノを弾いていたんでしょう。
「感じたことを素直に表情として出せた」「縛られてない感じがした」という。
まあ、この演奏シーンだから特にっていうのもありますが、いやあ、お芝居ってコワイなあと思いますよ。思わず縛られていた何かから解放されて自分の中のあれやこれやが透けて出ちゃうんですね?きゃあコワイコワイっ。ていうか、これが役者中居正広のお芝居のやり方なんですね…。
そうなんですよ。これは、山野あざみさんが中居正広について、「彼自身を見ているより、彼の演技を見ている方が、「中居正広という人」をより感じられるのではないだろうかと思う」とおっしゃっていたのに通ずるのかなと思いますが、このピアノを演奏する演技を見ていると、和賀英良の中の本質をより感じられると同時に、これはやっぱり、中居正広の中の本質にある何かをもこぼれ落ちてしまった、そんな気がするんです。
演技を見ることによって「中居正広」の一面をまた垣間見れてしまったのかなあ…ってね。
だからこんなにも魅了してやまないのかなあ…と思うのです。
最初天才ピアニストを演じると聞いた時は、これまたとんでもないことをしでかすもんだぜ!と思いましたが、なんのなんの、今回のこの『砂の器』でピアニストを演ずる中居正広を見ることができたのは、中居ファンとしてもまた一つ大きなものを残す結果になったんじゃないでしょうか。
ていうか、現にここに、中居正広にまたしても惚れ直してしまったアホバカファンが一人…(笑)

そうそう、この前TSUTAYAで木村拓哉が表紙なんで思わずかっさらってきた(笑)情報誌の中に宇多田ヒカルちゃんの記事があったんですが、そこでこんなことを言ってたんですよ。
「楽器を弾いていると嘘つけないし、人間性が出る」

これだ!…と思いましたね。
楽器を弾いてると本当の自分が出ちゃうんですって!
中居さんもこれかーーーと。
いや、何度も言いますが、実際中居さんはピアノを弾けてはいませんからね。それと宇多田ヒカルを一緒にすんな!って怒られそうですが(笑)、でも、この演奏シーンでは、普段は自分のことを多くは語らない寡黙な和賀英良の本当の姿がポロリとこぼれてしまったと同時に、それを表現する中居正広の嘘のない本当の姿も、思わずポロリしてしまったのかなあ…と、そんなふうに思ってしまったのであります。お芝居も怖いがピアノも怖ぇー(笑)と、ええ。

DVD-BOXだと特典映像で和賀英良の、いや、「中居正広」の「宿命」演奏シーンがノーカットで入ってるんですね!
こりゃまた大きく出たな~!大丈夫か?中居!(笑)…とは思いましたが、でも、これは本当に見事なシーンなんでノーカットで見せたいと作り手側が思うのは当然でしょうね。
でも、どうせなら、この第1話のチャイコフスキーもノーカットで入れてくれれば良かったのにー。
ええ、ワタクシ実はこのコンサートシーンの方を既に何十回!とリピートしておるのであります。
滑らかに、時に激しく、身を振り乱してチャイコを弾く和賀英良、いや、中居正広、こんな素晴らしい画はありません。
特に、途中できゅっと視線を指揮者に向けるところと、最後の、体を大きくしならせて鍵盤の上を低音から高音まで一気に滑らせる場面が、鳥肌が立つぐらい好きなんです。これ、何度見ても飽きん。


ということで、ほ~らやっぱり。ピアノを弾くシーンだけで終わっちったよ(笑)
ほんと、第1話のレビューが終わるのはいったいいつになるやら…。
  1. 砂の器
  2. | comment:5
<<うたばん :: top :: 面白くてカッコイイ>>


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  1. 2008/03/13(Thu) 22:33:15 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

はじめまして!

コメントありがとうございます!
なんだかすごい嬉しいコメントで、もう、どうしましょう?って感じです。

>読みながら声を出して笑ってしまうのはコチラだけですから。

えーーー笑っていただけてますか!
もう、何よりのお褒めの言葉です。でも、

>なかなか先へ進まない(笑)レビューのようですが、

私はあなた様のこの言葉に声を出して笑ってしまいました(笑)
いやはや、先へ進まなくてごめんなさい。
まだ、たぶん1話の10分も行ってません…。
11話分書ききるかどうかまったくもって怪しい、持久力のなさには自信がある私ですが、どうぞ温かく見守っていただけると幸いです。

ブログ更新も滞る時がしょっちゅうあり、申し訳ありません。
文章を書くのが苦手なのは私の方なんです。
書きたくてここ(喉)まで出掛かってるのに、出てこない時があるんです。
って、あら?まるで中居さんの音痴論みたいですね(笑)
  1. 2008/03/13(Thu) 22:45:44 |
  2. URL |
  3. bear #
  4. [ 編集 ]

こんばんわ。
私、器はチャチャが気になってはまれなかった人です(笑)
影はそれがなかったからどっぷりと浸れたのかな?
ピアノシーンですが、お稽古、ものすごくしたんでしょうね。努力を口に出さない中居さんが素直に「お稽古しましたよ」と話しましたもん。
あのピアニストコスプレ、娘が習ってたピアノの先生(ファンではないひと)に「あれ中居君自身が弾いてる部分がたくさんあるんですよ。初めてピアノに触れたらしいですが」と話したらびっくりされてました。
そして「違和感がないよ」と褒めてくれまし
たよ。
ラストの演奏シーン、和賀ちゃんの感情が伝わってくるんですよね。弾くだけでも大変な曲なのに、曲の最初と終わりじゃ気持ちが変化してるように見えました。中居さん、気持ちが入り込んだら自然に感情が表に出るのかなあ。
また続き楽しみにしていますね。
  1. 2008/03/14(Fri) 00:05:39 |
  2. URL |
  3. えみ #
  4. [ 編集 ]

はじめまして

「砂の器」語り楽しませて頂いてます。
私も影響されて冒頭シーンとニューイヤーコンサートの演奏シーンを観てしまいました(笑)。
あの4分間にこのドラマの全てが有るにもそうなのよ~と、凄いな福澤さんそして役者さん達。
メイキングで松雪さんが中居さんのシーンの撮りを見ていて声は聞こえて来ないけど、「上手い!」と言ってるのが嬉しかった。
眉の動き1つ唇の動き1つで微妙な感情表現が出来るのが凄いよ中居正広ってね贔屓目かもしれませんが1人喜んでいたんです。
で、演奏シーンも橋本忍さんのハイビジョンの放送で流れた映画の「砂の器」の演奏シーンに突っ込みを入れていました。
監督があれでOKを出したんだね。
加藤剛さんもあれでOKだったんだね。
と、今までのドラマや映画の演奏シーンはそれ程リアリティが無くても良かったのかも?
それをあのドラマ「砂の器」の演奏シーンではリアルにそこに本物のピアニストが存在していたんですよね。
これは以後のドラマ内での演奏シーンに衝撃と変革を与えたのでは無いかと思っています。
語りだすと止まらないのでこの辺で・・・。
これからの「砂の器」語り楽しみにしています。
  1. 2008/03/14(Fri) 06:04:48 |
  2. URL |
  3. moka #
  4. [ 編集 ]

>えみさん

えみさんもあのチャチャに負けましたかー!
あの人、自分のファンを引かせて何やってんですかね?(笑)

専門家の方のご意見、わー嬉しいですねー。
教えてくださってありがとうございます。
やっぱりあのピアノシーンはただもんじゃないですよね。

それと、最後の「砂の器」演奏シーン。
そうなんですよね、あの長い長い物語性のある曲を、その時その時で弾き方はもちろん顔の表情が違うんですよね。
音が、曲そのものが、あの人の体に染み込んでいる、そんな感じがしました。
あとは、「宿命」の演奏シーンについてはまたおいおい書かせていただきます。



>mokaさん

はじめましてー。コメントありがとうございます。
いやいや、楽しんでいただけたようで、こちらこそありがとうございます。
そして、なんとなんと、

>私も影響されて冒頭シーンとニューイヤーコンサートの演奏シーンを観てしまいました(笑)。

んまあっ!してやったり!(←オイ)
そんな方が一人でもいらっしゃると、書いた甲斐があったというものです。
…なんてのは、冗談ですけど(笑)
でも、あの冒頭の4分間は見事ですよねー。あと、チャイコフスキー!

>で、演奏シーンも橋本忍さんのハイビジョンの放送で流れた映画の「砂の器」の演奏シーンに突っ込みを入れていました。
>監督があれでOKを出したんだね。
>加藤剛さんもあれでOKだったんだね。

ん?映画版「砂の器」も橋本忍さんの番組も未見なんですが…
加藤剛さんの演奏シーンは………だったんですか?(笑)
ま、でも、俳優さんであってプロの演奏家ではないんですから、誰もそんな完璧なんて望んでませんからね。
それなのに、中居正広版和賀英良は完璧だった。
いや、完璧って言い切っちゃいますよ。あれはすごい。ほんとうに。
  1. 2008/03/14(Fri) 23:30:44 |
  2. URL |
  3. bear #
  4. [ 編集 ]

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