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クローズZERO :: 2007/11/01(Thu)

観てきました。
いやあ、始まって1分で「あ、あれ?私、いったいなぜここにいるの?」と軽い記憶喪失に陥り、3分で動悸息切れ眩暈が激しくなり、5分で「さあ、このまんま席を立って帰りましょうか」と結論しそうになった、そんな映画でした(どんな映画だ)
そんな私を座席に食い止めてくれたのは、山田孝之、ふっ、やっぱりあんただったよ…。
スクリーンいっぱいに映し出されるその表情、佇まい一つ一つにいちいち心を奪われてしまいました。
いやね、正直あんたを観るのがこの映画を選んだ理由じゃないんだ。かと言って小栗旬目的でもなく、そして、思いがけず出ててビックリしたヤクザといえばこの人、岸谷五朗ちゃんでもなく(笑)。そしてもちろん、こんな暴力まみれで血生臭い映画も全く好みではなく。
最初の1分で「あれ?」と思ってしまったのは本当の話なんですよ。私はいったい何の理由で観ようと思ったんでしょう?(知らんがな)
そんな私ですが、思い出しました。かつて私の心を鷲掴みして離さなかった、山田孝之という一人の役者の存在を。
すっかり忘れてましたよ。あなたのことを。
いやはや、素晴らしかった。あなたは本当にすごい役者です。
ごめんな。この前の舞台挨拶の時のあんたをテレビで見て、「ぶ、ぶちゃ…」って呟いて(笑)
ごめんな。「キミはいったいどこへ向かおうとしているんだ?」と途方に暮れてしまって。
外見はアレだが、中身はなんら変わっていないんだな。
演じることが好きで好きでたまらない、楽しくて仕方がない、ってのが手に取るように伝わってきたよ。

ということでこれは久々に「山田孝之」カテゴリに入れさせていただきます。
そして、以下、もちろんネタバレですんでよろしく。

まずは、てっぺん取るてっぺん取るって皆さん口を揃えて言ってますが、あのぉ、

てっぺんてどこですか?(笑)

「鈴蘭のてっぺん登ってから見る景色ってのはさぞかし壮大なんだろうな…」
っていう台詞から読み取るとアレですか、文字通りの意味でのてっぺんですか?○○と煙は高いところが好き、っていうアレですか。
いや、オバチャン本気で意味が分かりませんでしたよ(笑)
そこ(鈴蘭高校の屋上)じゃ物足りんのですか。もっと高いところがお望みですか。そんなに高いところがお好きなら富士山でもお登りなさいと。そう言ってやりたかったですよ。ていうか、もしかしてその屋上が、アナタたちの言ういわゆる“てっぺん”てやつですか?その場所でよく、現時点でのトップである芹沢(山田孝之)集団がつるんでる所を見るとそういうことでしょうか。
あ、でも、そのてっぺん取ってる芹沢が、「いつかてっぺん取ったら」って言ってるから違うなあ。
やっぱり富士山かなあ……。うーん、どこだろ?
って、こんなことで悩んでる私は見る資格がないですか?ああそうですか(笑)

まあでも、なんやかんやで結局芹沢が負けて源治(小栗旬)がてっぺんをとったんですが、それで決着付いたかと思いきやさらなる怪物リンダマンが登場しててっぺん取りのやり直しがま~た始まってましたけどね。
で、源治vsリンダマンの戦いが始まった所でこのストーリーは“The end”。
リンダマン君も最後のシーンで言ってましたしね。
「てっぺん取ってもまた新しいやつが次から次へと出てくる。彼らと戦っている内に卒業を迎えることになる」
って。
だから、結局は「てっぺん取り」の争いはいつになっても決着がつかない。
つまりは誰も“てっぺん”は取れない。そもそも“てっぺん”なんてものは存在しないってことなんでしょうか。

なんてね。ほんと、これは、オバチャン、いや、女には、到底理解できない世界ですね。
あの場に女はいらないし、いちゃダメ。
いたとしても、決して理解しあえない。
遠くで息を潜めて見守っているのが関の山でしょう。それか、こうやって映画館で観ているくらいがちょうどいいでしょう(笑)
観ながら、「バッカでー」と笑って突っ込んでるのが一番ですよ(笑)
いや、本当にバカですからね。
そして、可愛い。
バカな子ほど可愛いと言いますが、本当に可愛らしい愛しきオバカちゃんたちですよ。
私は決して嫌いじゃあありません。むしろ好きです。遠くで見ている限りは(笑)
芹沢も源治もその他の子達もほんに可愛らしい。
てっぺんてっぺんてバカの一つ覚えみたいに、女から見れば何の魅力もない得にもならないもののために熱くなりケンカし傷を負い続ける姿はまったくもって理解不能で、はっきり言って滑稽にしか映りません。
そして、そんな滑稽な男たちを女は“可愛らしい”と思うのです。
これは小栗くんたちイケメンちゃんたち(山田孝之はイケメン違うな…笑)が演じたからとか高校生だからとかではなく、いくつになっても同じなんでしょうね。
そう。この映画はもちろん鈴蘭高校が舞台ではありますが、その影にちらほらと登場してくる大人たち、いわゆるヤクザちゃんたちも、可愛らしかったですよー。
もちろん、私の敬愛する岸谷五朗ちゃんも。
いやあ、本当に貴方はこの仁義なき世界というものがよく似合う(笑)
でも、小栗旬くんの父親役ってーのは少々驚きましたけどね(笑)


長々と書き連ねているわりには全く中身がないエントリですが、最後に、またしても芹沢、山田孝之について。
いやあ、なんであの子、あんなに貫禄があるんでしょう?
ほんのり丸くなられたから?(笑)
いやいや、断じて違います。いや、それも一理あるのは否定しませんが(オイ)
あれはあの子の魅せる技です。
いや、心の髄から芹沢多摩男になりきってるからこそ、そう見えるのです。
あの芹沢という男にわたしゃ惚れますね。
小栗くんには悪いですけど、こっちが主役でしょう。どうしたって。
小栗くんも「芹沢を演りたかった」って言ってたようですしね。彼もこの「クローズ」の主役は芹沢だって承知してるんでしょうね。
小栗くん演じる主役の滝谷源治は、無鉄砲で我が道を突き進む男で、最終的に仲間に恵まれますが、ある意味その集団のトップというより対等という感じ。対して山田孝之演じる芹沢多摩男は、自らトップに立とうとしたわけではないのにその絶大なる腕力はもちろんのこと、統率力、そしてその人格ゆえに知らず知らずのうちに周りに大勢人が付いてきた、って感じですねー。リーダーになるべくしてなった、そう、まさに“真のリーダー”じゃないでしょうか。
ちっさいのにね、一番前でセンターで強面の集団を従えてる姿は圧巻ですよ。
この、“ちっさいのにリーダー”っつーのがポイントですよね。
って、え?どっかで聞いたことがあります?(笑)

こーれねー。すまぷファンさんならお約束なんでしょうが、できればこれ、すまぷのあの二人で観たかったですねー。
もちろん、芹沢はちっさいのに妙に貫禄ある華奢な閻魔様ですよ(笑)
そしてもちろん、源治はそれを命名したあの人ですよ。
あの人あの人でこの映画を観たかったですねー。
特にあの人はやりたかったでしょうー!
ていうか、むしろ、ザ昭和!なあの人たちの方がピッタリはまるでしょう、この世界は。
だって、ふと思いましたが、今どきあんな分かりやすい絵に描いたような“不良男子高校生”っています?(笑)
いや、もしかして、今“不良”ってことすら死語になってません?
だって、この平成の世で、あんなわっかりやすい悪ガキたちいませんでしょ。
いるのは今回の金八シリーズのような陰険に金八裏サイトとかなんとかネットで悪口を叩くような子たちでしょー。むしろ鈴蘭高校の生徒よりそっちでしょー怖いのは。あーれは、全然笑えません。
なのでやっぱり、この映画は昭和を代表するオッサンらでやっていただきたかったです。はい。
あの人も「クローズ」映画やるなら出してとか言ってましたっけね、サムガかどっかで。
来週のビストロでは小栗くんにジェラシーむき出しのあの人が見られるでしょうか?楽しみです。
  1. 山田孝之
  2. | comment:2
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comment

こんにちわ。bearさんはそういえば「山田孝之君のファン」でもいらっしゃったんですね。
「クローズZERO」
私、ヤンキー話には一切興味がございませんが、たまたま見てしまったこの映画の特集記事にいた山田君の写真に「ゾクっ」ときてしまったのです。
彼の目が放つ光が怖さと寂しさを両方持ってる気がしたんですよ。
すごい役者さんだなあ・・・と。
仲間を引き連れて戦いに挑む目が半端じゃなかった。
で、やっぱり私は中居ファン。
ああいうヤンキーの喧嘩シーンをみると「毎年恒例七夕リンチの思い出」を思い出します。芹沢の仲間で一番下っ端の役でいいから出してもらえたらよかったのにね。
中居君の目にも「寂しさや怖さ」が見えますが、中居君の場合はそれを含めて「包み込んであげたい」と思ってしまいますが、山田君がこの役で見せた寂しさや怖さは近寄るものを全部拒否してるような光に見えました。
なんかちょっと映画館に行きたくなった私です。
ビストロ、どうせなら源治と芹沢で来れば良かったのにね。
オーナー、そのほうが遥かに嬉しかったろうに。
  1. 2007/11/02(Fri) 14:16:39 |
  2. URL |
  3. えみ #
  4. [ 編集 ]

えみさん、こんにちはー。
はい、山田孝之ファンです。私もすっかり忘れてましたが、ファンでした。
それをこの映画でまた思い出させてくれました。
そうなんです。あの目、目が語るんですよね、あの子。「目」と「背中」かな。
今回の芹沢は本当に怖かったです。
目はもちろん体中から無敵のリーダーの品格をバンバンに醸し出していました。
でも、なぜか私は癒されてるんですよねー。あの目に。
吸い込まれるように引き付けられて、しばらくあの目が頭から離れそうにありません。
ナカイマサヒロならどんな芹沢を見せてくれたでしょうねー。
ていうか、あの人、ああいう世界に近しいところにいたんですよね(笑)

ビストロに源治と芹沢…は、いやあちょっと怖いかなあ。
いえ、怖いというのは、山田孝之をバラエティー番組に出すのが、怖いという意味であります(笑)

映画は女性客も多かったですよー。
面白かったのでお薦めしたい半分、あまり無理に薦めたくもなく、という感じです(笑)
  1. 2007/11/02(Fri) 14:34:16 |
  2. URL |
  3. bear #
  4. [ 編集 ]

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