Let It Be




つくづく :: 2007/03/24(Sat)

ワッツを聴きながら改めて、よくもまああの木村拓哉が最終回の万俵鉄平を演じきれたもんだわなあ、と、ほとほと感心いたしました。
最終回のOAを終えて堰を切ったかのように、ラストの大ネタバレである鉄平の決断に対して、全否定、肯定なんか一ミリたりともしてやるもんか!な勢いで語っていらっさった木村さん。自殺する場面にいたっては、なんと、「こいつアホや!」と思いながら演じていたと衝撃の告白を(笑)。まさか、私が泣いて泣いて頭が痛くなるくらい泣いた場面で、あの人はそ~んなことを思っていたとは……!
まあ、自ら命を絶つことに対してはワタクシも何の異論もございませんが?それはいいんですが?
でも、ところどころ、彼なりの鉄平に対する解釈に、「ん?」「あれ?」「それでいいの?」っていうものが混じっていて、なんとも微妙な気持ちになってしまったんですが、これいかに?(笑)
えーっと、自殺は「逃げ」ですか。「逃げるなら別の方法で逃げればいい」とかそんな単純なことですか。そもそも何からの逃げですか?大介から?夢破れたことから?そう……なんですか?あ、あれ~~~~???

ま、いっか。そんな単純明快と言うか単細胞と言うか分っかりやすい木村拓哉が好きですけどね。
鉄平に会ったら俺が絶対自殺しないよう説得するとか、今日かけた曲は全部鉄平に自殺を思いとどまらせるために捧げるコンピレーションアルバムにするとかなんだとか、考えることがあまりにらしくて大好きなんですけどねー。
でーもーーーー。
だったら、納得いかないからって勝手に台詞を付け足さないで下さい!!
「なぜ僕は明日の太陽を見ないのだろう?」…これ!アンタが付け足したのかい!!!
まった、余計なことを…(笑)
この一言が、あの万俵鉄平がなぜ自殺に追い込まれたかを納得しようとすればするほど、歩み寄ろうとすればするほどじゃまになってしまうんだよ!どうしてくれるよ!
やってくれたよ木村拓哉…。私の記憶違いだったら申し訳ないですが、確か「眠れる森」も、ラストはあなたが何やら脚本にちょちょっと注文して付け足してもらったそうじゃないですか。付け足したと言うか、あなたの希望で、あのラストシーンになったと聞いた記憶があるんですが。そして、「わりゃあ何を勝手なことさらすんじゃあ!!」と大変怒った記憶がございますが…(笑)またですか?記憶違いだったらごめんなさいね。でも、今回のことで、やっぱりその記憶もあながち間違ってはいないんじゃないかと思いました。やってくれるよ…キムラタクヤ。

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っと、す、すみません。今、ZEROのかわいこちゃんがあまりにかわいすぎて目も心も全て奪われて、ブログそっちのけになってしまいました………(笑)
なんじゃああの可愛さは!!!
あ、もう、華麗どころじゃなくなっちゃった。あはっ。ごめん木村ちゃん。

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華麗ウザ語りその1 :: 2007/03/19(Mon)

なんで死んだんだろうなあ…。
車の中で「DESPERADO」が延々リピートされまくってるので、頭の中はずっと鉄平のことばかり考えてます。鉄平を思い出しては涙しています。月曜の朝っぱらからティッシュ片手に何をやっているんだ、まったく。
そして、帰りの車でもまた同じく…。
なんで死んだんだろうなあ…。
早苗さんは納得できたのかなあ。
太郎は大きくなったら父親の死をちゃんと受け入れることができるのかなあ。
な~んでみんな、あんなに穏やかな顔してるのかなあ。鉄平が死んじゃったのに。
私なら納得いかない。納得できなくて悔しくて悔しくて発狂しちゃうかもしれない。
って、私ならとか言ってますが、あの華麗なる万俵家で私に置き換えられるキャラがはたしてあるだろうか?

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鉄平の人生 :: 2007/03/19(Mon)

「鉄平の役は非常に強い意志を持ちながら哀しみをたたえた目を持った役者でなければできない。 哀しみと憎しみを両方持ってる男」
だと原作者である山崎豊子さんが仰っていました。
夢に向かってひた走る鉄平は活き活きとして時に眩しいほど輝いていましたが、父親と対峙する時は強い意志をむき出しにしながらもいつも「悲しみをたたえた目」をしていました。木村拓哉はまさにそのような「目」をして万俵鉄平という人間を演じていました。
子供の時の鉄平を知ることはできませんでしたが、きっと鉄平は幼い頃からずっと父親をあんな目で見ていたことでしょう。
テストで100点をとってきても、運動会のかけっこで一等賞をとっても、お父さんは一度たりとも微笑んでくれなかった。いつも認めてもらいたいと心の中で願いながら鉄平は必死に頑張った。もっともっと頑張ればお父さんは振り向いてくれると信じながら頑張って頑張ってきた。必死に頑張ったからそれだけ勉強も運動もできた。頑張る姿は周りの人にとても魅力的に映り、友達もたくさんできた。みんなが慕ってくれた。頑張る過程で「鉄」という心から打ち込めるものを見つけた。夢を抱くことができた。閨閥結婚という名目ではあったが、愛する妻、愛する子供にも恵まれた。なぜか弟ばかりが父親に愛されて不思議に思いつつも、誰よりも弟を認めていた。言葉はなくとも分かり合える関係だった。妹たちも自分を慕ってくれた。
何も申し分がなかった。
ただ、一つを除いては…。

頑張りながらも時々ふっと考えがよぎる。
「どうしてお父さんは自分に微笑んでくれないんだろう?銀平に対するようにどうしてお父さんは自分に接してくれないんだろう?」
考えても考えても分からない。
その不可思議さは心にぽっかり空洞を作ってしまっていたが、それを埋める手段はいまだに見付からない。それを埋めようとすればするほど、何かとんでもないものにぶつかってしまう気がする。鉄平は心に闇を抱えながらもそれに触れずになんとか生きてきた。触れてはいけないと何かが自分を咎めていた。
傍目からは、何にも悩みもなさそうに見える逞しい鉄平。人からそう見えるだけでなく、いつしか自分で上手にごまかせるようになっていた。父親に対する哀しみよりも、憎しみを表現することで自分を保てるようになっていた。その方が自分にとっても楽だった。
「お父さんはどうして自分に微笑んでくれないのか?」
これだけは聞いてはいけなかった。自分で地雷を踏むような真似は絶対にするまい。そう決めていた。なのに…。


「お前は、生まれてしまった…」

聞いてしまった、一番恐れていた一言を。
この一言が、三十数年間危ういながらもなんとか保っていた鉄平自身を一気に壊してしまった。それはそれはあっけなく。脆いものだった。
仕事においてのトラブルならばどんなものでも乗り切ることができた鉄平なのに、これだけは耐えられなかった。絶対触れてはいけないと誓っていた心の闇に自らナイフを刺すような一言だった。
愛する妻も子供も仕事も仲間も築いてきた歴史も、これを覆す力がなかった。それだけのものだった。



*****


何度窮地に立たされても笑顔で持ちこたえてきた鉄平が、最期の最期に自ら死を選ぶなんて信じられず、自分なりに納得しようと、陳腐ですが、鉄平がそこまでに至った心の経緯を想像してだらだらと書き連ねてみました。

「お前は、生まれてしまった…(生まれてこなければ良かった)」

決め手はこの一言。それを聞くのと聞かないとでは鉄平の人生は全然違っていた。この一言を、誰よりも自分をこの世に生み出した親に言われるとは、三十過ぎた大人でも相当衝撃的なことなんだろう。ましてや、これがまだほんの小さな子供だったら……。これはドラマじゃなく現実なのかもしれない、いや現実に起きていることなんだ、と思うと胸が痛みます。

死を選ぶなんて尋常じゃないことに完全に感情移入することは不可能ですが、でも、なんやかんやと理由を考えなくても、「死」を決意したあの木村拓哉の表情はなんとも心に迫るものでした。とてつもなく絶望した顔をしていました。これはもう、ここまできたら何も彼を救えないんだなって極限まできてしまった表情をしていました。あの顔はすごい、すごかった。木村拓哉万歳!ブラボーーー!!(大絶賛!)

うー「華麗なる一族」まだまだ語りたい。納得したい。ウザイよ、お前(分かってる)
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自殺 :: 2007/03/19(Mon)

自殺は嫌いだ。
好きだ嫌いだでしか表現できない自分がまるでオコチャマで情けないが、やっぱり「嫌いだ」としか言いようがない。
それに至るまでのどんな辛い事情があろうが、自ら死を選ぶ人に同情なんかしない。
残された家族やそれに関わる多くの人に対するこれほどまでにひどい仕打ちは他にないと思うからだ。

最終回で主人公が死ぬドラマも大嫌いだ。
それが「自殺」ならもってのほか。

だけど、私が大好きなあるドラマの主人公は、最期に自ら死を選んだ。
彼は生きていてもずっと死と隣り合わせだったが、自殺することでその壮絶な人生を終えた。

そしてもう一つ。
くしくもそのドラマが最終回を迎えたと同じ日、3月18日に、自ら死を選ぶことで幕を下ろしたドラマが、そう、「華麗なる一族」、万俵鉄平の物語である。

原作通り、彼は自殺した。
私が大嫌いな「自殺」を選んでしまった。




なのに、私は湖に身を沈めた主人公のドラマと同様、このドラマを嫌いになれない。むしろ、大好きだ。
これからも、大好きなドラマとして私の心にいつまでも残るだろう。


この二人に同じようにこう声を掛けてあげたい。

「よくぞ生き抜きました」

と。
死に至る過程はそれぞれ違うが、どちらも共通して言えるのは、本当に類稀な人生をよくぞ生き抜いてきたと言うこと。

本当にお疲れさまでした。
「自殺」は憎みますが、私は貴方たちが大好きです。いつまでも忘れません。
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一日遅れで :: 2007/03/12(Mon)

大・号・泣です@「華麗なる一族」
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ジャイさんぽい :: 2007/02/19(Mon)

昨日は「金スマ」観て、それから「華麗」を観たんですが。
もう、ずっと泣き通しでしたね~。
もう、華麗はずっと泣いてる。
ちゃんと観ようと考えを改めて、録画した何話分かをじっくり本気で一気に観出したら、こんなに泣けるドラマだったのかとようやく分かりました。
将軍だナカイだ(ナカイは関係ないから)肖像画だイノシシだなどと突っ込んでいてはいけません。
父と子の哀しい哀しい戦いをとくとこの目で見てあげようではないですか。


中途半端にネタばれしてるので、追記で書きます。
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